イタリア La Vita e' Bella2006-07-02T02:34:45+09:00casettaライフ イズ ビューティフルExcite BlogLa Vita e' Bella!http://casetta.exblog.jp/2675248/2006-07-01T13:54:00+09:002006-07-02T02:12:49+09:002006-07-01T13:54:35+09:00casetta未分類
迷ったのですが、イタリアに行く前まで書いていたブログを再開しようと思います。これからは更新頻度は気にせず(レイカーズ勝利レポートも無しです、笑)あくまで自分の気が向いたときの日記として書きますが・・・良かったら読んでください。
]]>17 giugno - 最後の一日http://casetta.exblog.jp/2675093/2006-07-01T13:26:00+09:002006-07-02T02:34:45+09:002006-07-01T13:26:49+09:00casetta未分類最後の休日、ユネスコ世界遺産でジェノバ湾沿いに点在するCinque Terre (チンクエ・テッレ)に出かけた。明日はイタリアを離れるのだと思うと、どうしても気もそぞろになってしまう道中。Monterossoで、この滞在最後の海に飛び込む。冷たい海水に、早起きで眠い目も覚める。本当に、海ってなんて気持ちがいいんだろう!
夕方になってManarolaへ。海絵葉書で見たとおりの、海沿いの岩壁に立つカラフルな家々が青空に映えて綺麗。これが今回イタリアで見る最後の「風景」。海を見下ろす岩場に座って、この3ヶ月を色々と振り返りながら海や人々を眺めた。出会った人たち、訪れた数々の街、美味しかったもの、美しかった風景・・・。達成できたこと、出来なかったこと。10年ぶりの「学生」となった8週間は本当に楽しかった。そして、これからもずっと細くても長く続けていきたいことが見つかって良かった。全てが完璧だったわけじゃないし、心残りもたくさんある。でも、それで次への目標や楽しみができたし、どうしてもやり直したいことはやり直せばいい!しっかり充電して、そんなポジティブな姿勢や自分らしさを取り戻せたから、イタリアに来て良かったと心から思う。突然イタリアに行くと決めてあっという間に旅立った私を、温かく見守ってくれた友人達に心から感謝。本当に本当にありがとう!]]>16 giugno - モーダ・イタリアーナ?http://casetta.exblog.jp/2674620/2006-07-01T12:06:00+09:002006-07-01T14:00:20+09:002006-07-01T12:06:58+09:00casetta未分類
どきどきで店に入ると、きのうのおじさんが笑顔で迎えてくれた。彼が担当してくれるみたいだ。すぐに髪を洗ってくれる。予想外にとても丁寧に、頭皮をマッサージしながら洗ってくれてウトウトするくらい気持ちがいい。イタリアで初めて美容院に来ましたと言うと、じゃあ新しい体験にふさわしい感じにしなくちゃね、と。いよいよカットに。鏡越しに目が合い、私が口を開く前に「ちょっとだけ切りたいんでしょ」と聞かれたので、その通りだと答えた。「でも少しレイヤーをつけてもいいよね?」「ええもちろん」・・・ちゃんとイタリア語で説明できるかなと心配していたのに、わかってくれているようなので安心して見ていると、彼はてっぺんの髪の毛をひとかたまり持ち上げて、なんといきなり15センチ近くもざっくりと切ってしまった!えっ・・・・?!驚いて声もない私をよそに、どんどん、適当に見えるほどの大胆さで切っていく。しばらくしてようやく「ん?切りすぎかい?」と聞かれた。「でも、もう遅いですよね(苦笑)」「うーん、そうだね。遅いね~(ウインク)」「ははは・・・・・・・」
こうなったら何を言っても仕方ないので、任せることにした。そして切り始めてものの10分でカットは終わり、ブローして出来上がった彼曰く「これがモーダ・イタリアーナ」。一番長い部分はそれほど短くないのだけれど、かなり段のついたこれまでしたことのないスタイル。床に落ちた髪の毛は伸びるのが早い私にとっても1年分くらいの量でびっくりしたけれど、髪だけじゃなくなんだか気分まで軽くなっていい感じ。色々あったこの1年のつきものがすっきり切り落とされたみたいな感覚で、おじさんに何か見透かされているような気がしてドキッとしたけど「気に入った?」と聞かれて心から「Si, molto (はい、とても)!」と答えた。
というわけで、最後の最後に美容院初体験を達成できて満足。]]>15 giugno - 友と再会 街歩きhttp://casetta.exblog.jp/2674282/2006-07-01T11:01:00+09:002006-07-02T02:08:24+09:002006-07-01T11:01:59+09:00casetta未分類アレッツオ時代のクラスメイトで、今はボローニャの学校に通うエミコと待ち合わせて昼食。魚介類ばかり食べていたので肉が恋しくなっていたこともあり、生クリーム仕立てでボロネーゼソースもかかったトルテリーニを注文。優しくて懐かしいような味。これも食べ収めかあ・・・と、帰国が迫っていることがちょっと寂しくなってきた。でも、美味しいものを食べに、美しい風景を見に、そして何より会いたい人たちが居る限り、これからもイタリアには何度も来るから。
親友が、肉を食べたいとリクエストしたら何かの生肉を買ってきて、ほんの数秒だけ表面を焼いてルッコラをたっぷり載せたカルパッチョを作ってくれた。何の肉かと思ったら、なんと馬肉!イタリアで馬肉のカルパッチョを食べるとは知らなかった。結構色んなものを食べたと思っていたけれど、この国の食の魅力の、まだまだ一部しか体験していないのかも。]]>14 giugno - さよならサレルノhttp://casetta.exblog.jp/2673900/2006-07-01T09:43:00+09:002006-07-01T09:43:59+09:002006-07-01T09:43:04+09:00casetta未分類朝、窓から見る最後のサレルノの風景。今日でこの町ともお別れ。よく通ったバールでヒロコちゃんと待ち合わせし、いつも通りの朝ごはんの後マーケットに出かけた。衣料品や食料品、日用雑貨などの露店が沢山並ぶなかなかの規模のこのマーケットは、毎日昼一時まで隣町のトリオーネで行われている。いくつかお土産などを買って、いよいよサレルノを去る時間となった。駅に着くと、チケットを買っていたローマ経由の電車は1時間半遅れ。急遽ナポリ経由の電車になんとか変更してもらい、送りに来てくれた2人にお別れを行ってボローニャへと向かった。
海の目の前というロケーション、イタリア語もある程度話せるようになってから行ったこともあり、サレルノで過ごした時間が一番「自分らしく」「伸び伸びと」できたと思う。イタリアに来た3月の終わりに来ていたらこうはいかなかったと思うので、あまり深く考えていなかったけれど結果的にこの時期に来ることができ、本当に幸運だった。海が大好きになった。海のあるロサンゼルスに住んでいることの幸せに気づいた。美味しいものも沢山食べたし、陽気なイタリア人たちと話すうち自分までどんどん陽気になっていくのがわかった。人や自然に触れることが、心身ともにヘルシーでいるためにいかに大切かも実感した。自分を癒すことのできる場所や方法を知るのは、とっても大事なことだと思う。私にとってのそんな場所を見つけることができて、なんだか今とても安心した気分でいる。]]>13 giugno - 旅の終わりhttp://casetta.exblog.jp/2673762/2006-07-01T09:11:00+09:002006-07-02T02:33:45+09:002006-07-01T09:11:06+09:00casetta未分類祈りが通じたのか、今日は気持ちよく晴れ上がったタオルミーナ。電車の時間ぎりぎりまで海で過ごそうと、さっそくロープウェイを使って海に降りた。有名なイゾラ・ベッラ(美しい島)も目前に迫ってきて、わくわくする。海岸沿いでオープン前のバールに入れてもらい、ジェラートをたっぷり挟んだブリオッシュとカプチーノの朝食。すでにじりじりする日差し、日焼け止めをしっかり塗っていざ海へ。
夜は、新鮮な魚介料理が食べられるというちょっと高級なレストランへ。ぜひ食べたいと思っていたウニのスパゲティ、イカ、海老、平目などを注文。雰囲気のいいテラス席で美味しくいただいたけど、個人的には六本木の『アルポルト』片岡シェフのウニスパの方が美味しいと思った。ウェイターさんたちも仕事の合間に見入っていたその晩のイタリア戦。バールに場所を移して私達も観戦し、イタリアの勝利を見届けた。明日は天気が回復するといいけど・・・]]>11 giugno - ストロンボリ島http://casetta.exblog.jp/2673204/2006-07-01T05:51:00+09:002006-07-01T05:54:26+09:002006-07-01T05:51:13+09:00casetta未分類ホテルのバールで朝ごはんを食べていると、昨日故障したボートツアーの客引きのお兄さんを見かけたので「昨日途中で終わってしまった分、今日はタダで乗せて」と頼んでみたところOKの返事。今日は順調に出発したボート・・・と思いきや、なんとまたエンジンから煙が出て止まってしまった!2日連続のハプニングに、操縦士のお兄さんは私達のほうを恨めしげに見る。しばらくして、今回は救助ボートではなく代わりのボートがやってきた。例の客引き兄さんは、首を横に振りながら「君たち~!」と呆れ顔。そんなこと言われたって・・・。代わりのボートに乗り換えた私達を、交代で来た操縦士のおじさんが例の昨日入れずじまいだった小さな洞窟へ連れて行ってくれた。忘れられない、吸い込まれるような青の青さ。
反対の方角を振り返ると、満月が頭を出している。確実に地球がゆっくりと回っているのを体で感じることができて心から感動。落ち行く赤い球と昇り行く青白い球を、交互に、とっても幻想的な気分で見入った。ちょっとしたハプニングもあったけれど、ヴルカーノ島の一日は完璧。自然に身を任せると、身も心も解放されてヘルシーになれる。そう実感した一日だった。]]>9 giugno - シチリアへ出発http://casetta.exblog.jp/2634500/2006-06-27T06:14:00+09:002006-06-29T00:16:52+09:002006-06-27T06:14:12+09:00casetta未分類
2時過ぎの電車に乗り込み、いざ出発。サレルノのもうひとつの学校に通うヒロコちゃんを加えた、私にとって初めての「女3人旅」が始まった。ブーツの先端 Reggio di Calabria レッジョ・ディ・カラーブリアに到着すると、電車が2,3両ずつ切り離され船に乗る。船内にもちゃんと線路が。船のデッキに出て迫り来るシチリア島を見ながらMessina メッシーナ海峡を渡ること40分、メッシーナに到着した電車はまた地上に戻り、Milazzoミラッツォ駅で降りた私達は、船に乗り換え目指すヴルカーノ島へ。
出航してしばらくは、買ったパニーノを頬張りながら町の夜景をデッキで楽しんだりしてはしゃいだのだけど、さすがに長旅の疲れが出てその後は熟睡。2時間かけて夜11時過ぎにようやく到着した。でもここから宿を探さなくてはならない。港の公衆電話に貼ってあるホテルリストにかたっぱしから電話するも全て満室との答えに、やっぱり何も予約しないで来たのは無謀だったのかしらと焦る私達。でも数件目にようやく、港の目の前のホテルに空き部屋を見つけることができた。電話で誘導してくれて、窓から手を降ってくれたお兄さん、ありがとう!!!
温泉がどこにあるのかわからないけれど、あたりに漂う強い硫黄の匂いにわくわくする。明日は早起きししなくては・・・。でも何も予定が決まらないまま、長旅の疲れのせいで私達はあっという間に眠りに落ちたのだった。]]>8 giugno - ポンペイ http://casetta.exblog.jp/2612225/2006-06-25T00:31:00+09:002006-06-26T07:10:41+09:002006-06-25T00:31:07+09:00casetta未分類
家に帰る前にもう一箇所、Polignano a Mareという小さな町に立ち寄る。もう夜遅かったけれど、うす明かりに照らされた海岸沿いの景色は絶景で、昼間もさぞ美しいだろうと想像がつく。海の真上にいる感じで、断崖に建つ家からそのまま岩をつたって降り海に飛び込めそう。海がことさら美しく、国内からは結構人がバカンスにやってくるというけれど、こういう場所は国際的には有名にならないで、ひっそりとずっと存在して欲しいななどと思ってしまう。
久々のマンチョさんとの再会はこうして、私が幸せなときに自然となる「にっこりして顎が上がる」瞬間の連続だった。そして彼はやっぱり、私に不思議なパワーと安心感をくれる特別な人だ。]]>4 giugno - カプリ島http://casetta.exblog.jp/2590231/2006-06-22T20:22:00+09:002006-06-25T01:17:50+09:002006-06-22T20:22:09+09:00casetta未分類心配していた天気も良好、今日も船に乗ってカプリ島へ。一時間強で到着。お目当ての「青の洞窟」ツアーは、波が高く欠航。午後もう一度トライすることにして、さっそく島を散策。ケーブルカーに乗って町に上がると、さすがに広場は観光客で溢れかえっていた。鮮やかな花々に彩られ、人々の笑顔が溢れた広場に、二人とも自然とうきうきした気分になる。
サレルノに戻り、砂浜に映る二人の影を、今日の日付を書いて写真に収めた。いつも色々と相談にのって勇気付けてくれる気の置けない友人との3日間、身も心もリフレッシュして最高に楽しい思い出となった。]]>3 giugno - 今日はサレルノ周辺でhttp://casetta.exblog.jp/2570110/2006-06-20T18:45:00+09:002006-06-21T11:25:53+09:002006-06-20T18:45:29+09:00casetta未分類
午前中はサレルノのドゥオモに。美しいモザイクや、白基調の南らしい開放的な内装を、友人もかなり気に言った様子。私が沢山見ていたドゥオモの中でも、サレルノのそれは本当に美しく印象的なもののひとつだ。